フィッシュマンのアコギ用ピックアップ、sonitoneを取り付けます!(^^)!
sonitoneの記事はこちら↓このピックアップを取り付けるアコギ!
S.YairiのYF-05/MHオールマホガニーボディーでトップのみ単板です。
作業①(弦とサドルを外す)
このさい、弦は新品に交換してもいいのですが、なんせエリクサーなので再利用します(笑)
ただ、弦は張ったり緩めたりを繰り返すと金属疲労で切れてしまうので交換弦は用意しておいた方がいですよ!
ついでにサドルもひっこ抜きます。
作業②(エンドピンの加工)
ストラップ用にもともと付いているピンを抜いて穴を12mmに広げます。
傷予防でマスキングテープを貼って、
まずは細めのドリルビットで…
いきなり12mmの穴をあけるのはちょっと怖いので5mmくらいまで広げます。
手動のリーマーを使ってゆっくり広げるのもいいですが、今回はちゃちゃっ!っと作業を終わらせたいので…(;^ω^)
手抜きです!!
※マネしない方がいいです!!
12mmのドリルビット、かなり太いです。
先ほど5mmまで穴を広げたのは、この12mmのドリルビットの先端がうまく食いつくようにするためです。
最初であまり穴を広げすぎると、この12mmのドリルビットを使ったときに中心が定まらず苦労します。。
丁寧に作業をする場合はギターとドリルをできるだけ固定した方がいいです。
ボディーが割れないかハラハラドキドキ。。
何とかプレッシャーに耐えました!!
ピックアップの搭載でこの加工工程が一番苦労します。
ピックアップのエンドピンジャックを通してみて問題がなければOK。
ヤスリでバリ取りをします。
作業③(ブリッジの加工)
アンダーサドルのピエゾ素子なのでブリッジにも穴あけ加工をします。
ドリルで2.5mmの穴をサドルの溝の両端にあけました。
私は垂直に穴をあけましたが、ピエゾの負担を減らすために斜め向きに穴をあけてもいいでしょう!
ちなみにこのアコギの指板とブリッジはウォルナットだそうです。
穴をあけたらピエゾが通るか確認します。
これで一通り穴あけ作業は終わりです!
作業④(エンドピン・ジャックの取り付け)
ここからピックアップをアコギに取り付けていきます。
ジャックを取り付ける穴の深さを知りたいのでテキトーな針金を使い先端を【L】字にして挿入します。
ピックアップのエンドピンジャックの種類によってこの作業は不要だったりしますが、今回取り付けるソニトーンのジャックは2つのナットでボディーを挟む形状のため、ある程度は厚さを測っておく必要があるのです。。
厚さが測れたら後ろ側のナットを動かしてちょうどいい具合に調整する.
穴からプラグを差し込んで…
サウンドホールで連結!!
そのまま引っ張ってきます。
中に戻ってしまわないようにそーっとナットを締めて…
工具が手元にないのでラジオペンチを使いました。
カバーを付けてジャックは完成!!
作業⑤(ピエゾの取り付け)
内側からピエゾを通して…
ピエゾの先端はなんとなく使いたくないので1cmくらい折り曲げて反対側の穴の中に入れます。。
このピエゾは柔らかいタイプですがどうしても1.2~1.3mmほど厚みがあります。なのでその分サドルを削る必要があります。
本当はブリッジの溝を深くした方がいいのかもしれませんね。。
でも専用の工具がないので諦めます。。
頑張って削りました。
削っては弦を張って確認。。を繰り返します。
そして…
ついに…3弦が…
3ゲンが…
3ゲンガーwwwww(゜゜)
切れました。。
エリクサーがぁーーーーーー。。
取り合えず予備の弦を張ります。
ダダリオのコーティング弦。。
さいごに
はしょって、はしょって。
ササっと内部の配線もしたのでアコギ内の画像をはります。。
できるだけ配線がたるまないようにクリップを配置しました。
左上のサウンドホールのふちにあるのがプリアンプ兼コントローラーです。
電池ケースはネック側へ。。
アコギがトリプルオーサイズだからか、配線が少し余ってたるんでしまいました。
このプリアンプ部も両面テープが付いていましたがすぐに外れてしまい、結果的にダイソーで買った木材にも使えるプラスチック用接着剤で固定しました(笑)
簡単に音出ししてみた感想ですが、音はピエゾの音です。そしてGibsonのJ-45スタンダードに初期搭載されている【L.R.Baggs Element Active System VTC】との違いですが、こちらsonitoneの方がボディーのヒット音も多少拾ってくれる感じがします。
ということは、ハウリングにも少しだけ気をつけなきゃかな?
ただ、『ブーー』というアースのノイズが気になるレベルで聞こえます。(個体差もあるのだろうか。)
関連記事でわでわ(^^)/